Exhibition

» 深川美貴「描くための実験室 vol.1」

絵を描くために、画面上にある線や面積をヒントにし、色や形によってもの(像、又は色を持った線のことを指すが、これらは記号ではない)にする。もの同士が関係を持ったり、ときにものであることから離れる部分を持ったりすることで、絵はどんどん解きほぐされていく。絵の具がおかれ(関係を増やすことで)、単体から全体になっていくものたちは、軽快で騒がしい。

その全体に望む鮮度と、それとは別にもっと遠くにあるような答えのために、実験を続けるのだろう。深川美貴

深川美貴「描くための実験室 vol.1」
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会期:2017年8月22日(火)〜27日(日)
12:00-18:00 入場無料
会場:trace (トレース)
〒600-8834 京都市下京区和気町4 栗塚運輸倉庫2F
Tel 075-201-5125
Mail info@trace-kyoto.com
Web http://trace-kyoto.com/
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» 平田 万葉「発酵 – Do you see?」

今回のテーマは「発酵」である。私の使う粘土には、多くの微生物が存在する。粘土で、形づくることができるのは、微生物による“発酵”のおかげによるものである。
私は、発酵の「ブクブクする」とう経験値や時間をかけることにより、生まれる旨みや深みのようなもの、生命が息づいている美しさのようなものを私は、表現したいと思った。粘土の中で、起こる“発酵”という変化、また窯の中で、物質を変化させる“焼成”という陶芸独特の過程の中に、共通点を見つけ、素材を通して、私は問いたいと思う。 平田 万葉

平田 万葉「発酵 – Do you see?」
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会期:2017年7月18日(火)〜23日(日)
12:00-18:00 入場無料
会場:trace (トレース)
〒600-8834 京都市下京区和気町4 栗塚運輸倉庫2F
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☆アーティスト・トーク
日時:7月22日(土) 17:00〜18:00
参加無料
※ワンドリンクオーダー制(カフェスペースにて バターブレンドコーヒー、
有機みかんジュース、季節のワインなどをご用意しております)

» Amiko Mouri 「木漏れ日の教会」

散歩しているとき、
窓を開けたとき、
空を見ているとき、
土で遊んでいるとき、
なんでもない日常の中で、心惹かれた瞬間を思い浮かべながら、土をさわっています。
毛利あみこ
Amiko Mouri 「木漏れ日の教会」
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会期:2017年7月11日(火)〜16日(日)
12:00-18:00 入場無料
会場:trace (トレース)
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☆アーティスト・トーク
日時:7月15日(土)
17:00〜:アーティスト・トーク 毛利あみこ×山口和也(trace)
18:00〜:作家を囲んでのパーティー
参加無料 ※ワンドリンクオーダー制(カフェスペースにて バターブレンドコーヒー、有機みかんジュース、季節のワインなどをご用意しております)

» Akane Terakawa “Standing on tiptoes”

どこか、ある空間の点に立った時に自分の体の中から
外にエネルギーが遠くとおく広がっていくことがある。
体で感じて感覚として残っていて、誰にも伝えられないけど
私の中にしっかりあることが嬉しくて忘れたくないと思う。

経糸と緯糸で織られた布、
その織目からどこかへいけそうな気がして追いかけていく。寺川茜

Akane Terakawa “Standing on tiptoes”
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会期:2017年6月20日(火)〜25日(日)
12:00-18:00 入場無料
会場:trace (トレース)
〒600-8834 京都市下京区和気町4 栗塚運輸倉庫2F
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» Nozomi Murata Exhibiion

生きること、生きていることを
一枚の布の中に掴みに行く、その痕跡の展示です。村田のぞみ

村田のぞみ 個展 Nozomi Murata Exhibiion
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会期:2017年5月30日(火)〜6月4日(日)
12:00-18:00 入場無料
会場:trace (トレース)
〒600-8834 京都市下京区和気町4 栗塚運輸倉庫2F
Tel 075-201-5125
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モノクローム性のむこうがわー村田のぞみ展に寄せて 島本浣
絵画においてモノクローム(単色)への自意識が誕生するのは19世紀中頃だと思う。髪、壁、布というよりこちらがもっとも一般的だったはずだがーを一色で覆うことは世界各地で昔から行われてきたことだ。でも、19世紀近代はそれらとはちょっと違った。単色への意識において。これをモノクローム性と呼んでみよう。たとえば、マネやホイッスラー。モノクローム絵画ではないが、色自体への意識は強い。衣服の黒は衣服のそれでなく、黒のための黒のようになった。単色への新しい意識が生まれ、新しい美意識を生み出した。近代の誕生?確かに。以来、モノクローム性は作家の内部まで降りていくことになる。究極、マーク・ロスコ?
こうした近代アートの系譜と村田のぞみは繋がっているのか?群青や黒、赤。村田の平面は一見モノクローム性を強く引きずっているように見える。だから近代美術史なんかを思い出してしまったのだが、しかし、何かが違う。前に立ってじっとしていれば、平面を覆う単色はモノクローム性を裏切っていると、ぼくには感じてくる。では何?うまく言葉は出てこないが、色のロマン主義でも、もちろん色の人生論などでもない。意味や感情を突き放すようなモノクローム。モノクローム性のむこうがわにあるモノクローム。ただ、群青色が、黒色が、赤色が、それぞれニュアンスを表出しながら矩形の面を覆っている。ただそれだけ。でも、その前にいるとすごくリラックスする。ちょうど夜の海に浮かんでいるときのような。