3月18日から開催される選抜高校野球大会(第96回)の出場が決まった青森/八戸学院光星の洗平比呂(あらいだいひろ)選手。
「比呂」という名前はあだち充の野球漫画「H2」の主人公の国見比呂投手が由来とのことです。
1年の時から期待の星だった洗平比呂選手は、今回3度目の甲子園出場になります。
長い手足を使ってバラエティに富んだ変化球を投げる洗平比呂選手は左投げ左打ちの選手です。
洗平比呂選手の経歴やプロフィールや元プロ野球選手だった父親についてなど気になることがたくさんありますね。
さっそく調査していきましょう!
- 洗平比呂の父親は元プロ野球選手
- 兄弟も甲子園出場経験あり
- 伯父やいとこも野球経験者
- 出身中学や所属チーム
- 身長やプロフィール
- 球種・球速やプレースタイル・ドラフト評価
洗平比呂の父親は元中日ドラゴンズのプロ野球選手
洗平比呂選手の父親は元中日ドラゴンズのプロ野球選手洗平竜也さんです。
洗平竜也さんも速球の左投手でした。
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洗平比呂選手の父親の洗平竜也(たつや)さんの経歴を見ていきましょう。
・八戸学院光星高校で野球部に入り1年の時からエースとして活躍
・東北福祉大学では春季リーグでの優勝や全日本大学野球選手権での準優勝を果たす
・大学4年時に北海学園大学打線から19三振を奪い注目浴びる
・NPBドラフト会議で、逆指名制度を利用して中日ドラゴンズへ入団
・2001年春からプロ入りするも、練習で悪投球が続き二軍へ
・2003年限りで戦力外通告を受ける
・2004年から社会人野球の硬式野球クラブ東海REXでプレー
・2007年シーズンで現役引退し、東海REXも退部
・長男の所属する少年野球チームでコーチを務めたことをきっかけに野球指導者となる
プロとしての活躍は短かったものの、高校大学とチームを勝利に導くキーパンサーとして大活躍だった洗平竜也さん。
速球左投手の父親の遺伝子を洗平比呂選手は間違いなく受け継いでるといえますね。
洗平比呂は兄弟も甲子園出場経験あり
洗平比呂選手の兄弟歩人(あると)さんも弟の比呂選手と同じ八戸学院光星で甲子園出場しています。
洗平歩人さんは洗平比呂選手の2年上の右投げの投手です。
2022年には洗平歩人さんは主将として、当日1年生の弟比呂選手と一緒に夏の甲子園に出場しました。
2回戦の愛知工業大学名電高校との試合で1年生の洗平比呂選手が先発で登板し最速140キロの投球で攻め、5イニング4安打1失点で抑えて鮮やかなデビュー戦を飾りました。
同試合で比呂選手の兄弟歩人さんは9回に登板しました。
サヨナラ負けという残念な結果になりましたが、兄弟そろっての甲子園出場は洗平兄弟にとっての貴重な思い出になったことは間違いないですね。
【熱闘甲子園取材記】
— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) July 26, 2022
3年ぶり11回目の出場
八戸学院光星⚾️
注目は1年生サウスポー・洗平比呂くん。部員171人の中でベンチ入りし、最速137キロを誇る。兄のエース・洗平歩人くんとともに東北勢初の全国制覇を狙う!#熱闘#熱闘甲子園#高校野球#甲子園 #あらいだい pic.twitter.com/qeXwnJcWYT
洗平比呂選手は奔放で、兄の歩人さんは真面目・・と性格の違いがある2人が、同じ目標に向かって兄弟で励む姿はとても感動的ですね。
洗平比呂の伯父も野球経験者
洗平比呂選手の伯父隼人(はやと)さんも野球経験者です。
隼人さんは洗平比呂選手の父竜也さんの双子の弟にあたります。
兄の竜也さんと同じ光星学院高校、東北福祉大学へと進みました。
隼人さんのポジションは補手で、2001年から2005年まで社会人野球の東北マークスで正捕手として活躍しました。
洗平比呂のいとこも野球選手
洗平比呂選手のいとこの洗平空亜(くうあ)さんも野球選手でした。
2023年夏の甲子園のアルプス席(八戸学院光星)で洗平比呂選手のいとこの洗平空亜さん(3年生)が太鼓のバチをふるって選手達にエールを送っている姿が見えました。
空亜さんは伯父(洗平比呂選手の父竜也さん)の姿にあこがれて野球部に入部しました。
ベンチ入りは逃したものの、選手たちを全力で応援したいと自ら志願し、太鼓のバチを握りました。
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残念ながらこの時、土浦日大(茨城)との試合には敗れましたが、いとこの空亜さんの熱い応援がきっと洗平比呂選手に届いたことでしょうね。
洗平比呂の出身中学や所属チームはどこ?
洗平比呂選手の出身中学は千葉県船橋市立御滝中学校です。
軟式・佐倉シニアチームに所属していました。
中学時代の成績
洗平比呂選手の中学時代の野球成績を見ていきましょう。
・中学1年
リトルシニア日本選手権大会/ベスト8 (2019年)
・中学2年
リトルシニア全国選抜野球大会/3回戦 (2020年)
リトルシニア日本選手権大会/1回戦 (2020年)
・中学3年
リトルシニア全国選抜野球大会/ベスト4 (2021年)
リトルシニア日本選手権大会/2回戦 (2021年)
小学校時代の成績
洗平比呂選手の出身小学校は千葉県船橋市立二和小学校です。
小学校3年生の時に二和タイガースに所属し野球を始めます。
6年生で千葉ロッテマリーンズジュニアに選出
NPB12球団ジュニアトーナメント/グループリーグ出場 (2018年)
洗平比呂選手は小学校3年生からの長い野球歴をもち、6年生の時点でロッテジュニアに選ばれすでに頭角を現していたことがわかりますね。
洗平比呂の身長やプロフィール
洗平比呂選手の身長は177センチ、体重76キロです。
プロフィールはこちらです。
誕生日 2006年12月18日(2024年3月現在17歳)
出身 千葉県船橋市
ポジション 左投げ左打ちの投手
名前の由来 「洗平」という苗字は父親の出身地青森県中心に国内で40人程度で珍しい
「比呂」は前述したように、野球漫画「H2」の主人公からとった名前
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洗平比呂の球種・球速やプレースタイル
洗平比呂選手の球速は最速147キロです。
球種・球速はこちらです。
・130キロ後半~140キロのストレート
・110キロ台~120キロ台のスライダー
・120キロ台のカット
・100キロ前後のカーブ
・110キロ台のチェンジ
洗平比呂選手のプレースタイルはセットから上体を傾けて軽く重心を下げ、早めに着地し、テークバック深めにやわらかい腕の振りから投げ込む、長い手足を活かしたプレースタイルです。
洗平比呂のドラフト評価は?
洗平比呂選手はドラフト候補と言われ、ドラフト上位にランクインしていることが予想されています。
中日の松永スカウトは「(直球が)強くなっている」と話しています。
引用元:スポーツ報知
ヤクルトの斎藤スカウトは部長は「この時期にこれだけ出せれば十分。
もともとキレで勝負するタイプだが、スピードの平均も上がっている」と話しています。
引用元:中日スポーツ
阪神スカウトは「高い球を打たれたけど、やはりいい投手」と評価しています。
引用元:日刊スポーツ
球のスピードが高く評価されている洗平比呂選手。
夏の甲子園ではこれまで3年連続登板し、2023年の試合では9回を投げ切った記録があります。
主に9番先発投手として多くの試合でプレーしている洗平比呂選手は、伸びと威力のある直球や切れ味のある変化球が持ち味です。
今後の活躍が期待できそうですね。
まとめ
ここまで「洗平比呂の父は元中日で兄弟も甲子園出場!出身中学や身長も調査!」について見てきました。
- 洗平比呂の父は元中日ドラゴンズの洗平竜也
- 2年上の兄弟洗平歩人と共に甲子園出場
- 伯父隼人も元野球選手
- いとこの空亜も元野球選手
- 小学校3年からチームに所属し野球始める
- 身長177センチで、バラエティに富んだ変化球と最速147キロの投球の持ち主
- 「スピード平均も上がっている」と評価上々でドラフト候補上位予想
父や兄弟も野球選手として活躍していたというサラブレッド洗平比呂選手。
名実共にヒーローの洗平比呂選手の春の選抜高校野球大会での活躍から目が離せませんね。