ブライダルデザインの第一人者であるファッションデザイナーの桂由美さんの訃報が報道されました。
94歳でした。
長年世界的に活躍されてきた桂由美さんの資産は莫大なものと推測されますが、桂由美さんの遺産や財産は一体誰が相続するのでしょうか?
桂由美さんに夫(旦那)や子供、孫はいらっしゃるのでしょうか?
いない場合は一体誰が遺産や財産を相続するのかについても調査しました。
桂由美の遺産財産の相続は誰?
桂由美さんの遺産財産の相続は誰がするのかですが、一般的には法定相続人は以下のように決まっています。
- 常に相続人:配偶者(妻や夫)
- 第一順位:子や孫
- 第二順位:父母や祖父母
- 第三順位:兄弟姉妹(他界している場合は甥姪)
※参考:https://souzoku.asahi.com/article/12686535
最も優先されるのが配偶者である妻や夫です。
子供が生きていれば子供が相続人になりますが、子供がすでに亡くなっている場合は孫に。
孫がいなければ、第二順位の父母が相続人に、父母が亡くなっていれば祖父母が相続人です。
父母や祖父母が他界している場合は兄弟姉妹が相続人となります。
桂由美さんは94歳という高齢で、すでに父母や祖父母は他界されているはずですので、配偶者や子供、孫、兄弟姉妹がいるかについて見ていきましょう。
桂由美の夫(旦那)は誰?
桂由美さんの夫(旦那)は大蔵省(当時)の官僚だった結城義人さんで、1972年に結婚されています。
当時結城義人さんは53歳、桂由美さんは42歳の晩婚でした。
1990年12月3日に夫の結城義人はお亡くなりになっています。
・桂由美と夫の馴れ初めは紹介
・夫の結城義人は安定した地位と収入があり好条件の男性だったので36回のお見合い歴がある
・父を亡くし、母との同居だったため「幸せに育ったお嬢さんに同居で苦労させる…」と断ったことも
・ファッションデザイナーという職業に興味を持った
桂由美の子供や孫はいる?
桂由美さんには子供はおらず、当然お孫さんもいらっしゃいません。
結婚されたのが結城義人さんは53歳、桂由美さんは42歳の時だったこともありますし、ファッションデザイナーとしてバリバリ働いていたことから子供は望んでいなかったのかもしれませんね。
ウエディングドレスを心から愛し、ドレスを着て輝く笑顔の花嫁さんのために生涯を駆け抜けた桂由美さんにとっては、ウエディングドレスや花嫁さんが自分の子供や娘のようなものだったのかもしれません。
桂由美に兄弟姉妹はいる?
夫も子供も孫もいない、父母や祖父母は高いとなると、次の法定相続人は兄弟姉妹。
桂由美さんに兄弟姉妹がいるかははっきりとはわかりませんでしたが、妹がいる可能性があります。
母親はきょうだいが多く、高等教育をあきらめざるをえなかったため、娘たちだけは大学へ行かせたいと思っていた。父は旧郵政省の官吏で、当時の給料は低かった。そこで母親は洋裁学校を立ち上げ、長女に後継者になってほしいと望んでいた。
引用:AERAdot.
このような表現があることから桂由美さんには妹がいて、長女だったと考えられますね。
ただ妹さんがいらっしゃったとして、今現在もご存命かどうかはわかりませんでした。
もし妹さんがいることが事実でご存命であれば、妹さんが相続する可能性があります。
桂由美の遺産相続の法定相続人がいない場合は?
桂由美さんの遺産・最残の法定相続人がいない場合はどうなるのかですが、おそらく遺言書があると予想されます。
遺言書があれば原則として遺言書の内容が優先されます。
遺言書に遺贈の受取人が指定されている場合には、その受取人が遺産を受け取るとされているんですね。
遺言書がある場合には、原則として遺言書の内容が優先されます。遺言書による遺贈の受取人が指定されている場合には、その受取人(受遺者)が遺産を受け取ることになります。
引用:相続会議
相続は揉め事が多いといいますし、莫大な資産を築いたであろう桂由美さんが94歳になっても遺言書を作成しないとはちょっと考えにくいですよね。
まして、法定相続人がいないならなおさら遺言書を作成していたことでしょう。
妹がいることが事実で存命中であっても遺言書があれば遺言書が優先される
まとめ
ここまで「桂由美の遺産財産の相続は誰?夫(旦那)や子供・孫がいない場合は?」と題してお送りしてきました。
桂由美さんには結城義人さんという夫がいらっしゃいますが、すでに他界し、子供や孫もいらっしゃいません。
兄弟姉妹については、妹がいる可能性がありますが、はっきりしたことは不明です。
妹さんがいらっしゃれば桂由美さんの妹さんが遺産財産を相続する可能性があります。
また、遺言書があれば遺言書が優先されるので、遺言書の内容通りに相続が行われるでしょう。